▽令和3年6月5日(土)
『ハムレット』第3幕第1場 シェイクスピアの一説。
To be or not to be,that is the question:このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ!
今年4月、日本ミツバチが壁の隙間に巣を作りました。


予想外の訪問客。
すみれじいにとっても未知の世界。
安心して生きてもらうために、どうすればよいのか。
「ミツバチQ&A」というSNSを通じて全国の日本ミツバチ飼育の達人の方々にお話しを伺いました。
壁の隙間に作った巣の場合、大きくなると自身の重みで落ちてバラバラになったり、スズメバチに全滅させられることもある。
捕獲して新しい巣箱に移動させれば、ヒトの手によって、病害虫の予防や天敵から守ってあげることができる。
ミツバチたちが自分で選んだ場所。
もちろんそれが正解とも限らない。それでも自分で選んだのだから本望か。
ヒトの庇護によって生きる事が幸せなのか。
▽結論は保留にして現状把握のためミツバチの巣を確認をすることにしました。
秘密兵器で準備万端。
「ファイバースコープ内視鏡」(奈良県のちいちゃんさん情報)
デュアルカメラでモニター付きがよいらしい。

「サーモグラフィカメラ」(埼玉県の蜂人さん情報)

蜂群の位置が確認できる。
「虫除けミスト」(佐賀県の葉隠さん情報)

▽『桜島』在来種ミツバチ自然巣の内検
「サーモグラフィカメラ」による撮影。

室内からも。

一目瞭然。
「ファイバースコープ内視鏡」による撮影。

カメラ先端にミツバチが集まりミツバチのドアップしか写せず。
場所を確定し必要最小限の壁を除去。



再度「ファイバースコープ内視鏡」にて。

内見終了。
ここからが本番。
外した壁をそっと元に戻す作業。
日本ミツバチは刺激しなければヒトを刺すことはほとんどないとのこと。
一匹でも死なせてしまえば刺されるのは覚悟の上。
防護服なしで行いました。
集まっているミツバチを優しくハケで追い払う。

壁板を戻そうとするとすき間にミツバチが集まり、、、。
「虫除けミスト」登場。
指にミストをつけて、壁板の縁にペタペタと指紋をつけるように塗っていく。

ミツバチはその場からすーっといなくなり、一匹も死なすことなく壁板を戻すことができました。

▽To Bee or not to Bee,that is the question!
ミツバチのためになるのか、ならないのか、それが問題だ!
今日の内見のデータをもとに全国の日本ミツバチ飼育のお師匠さまにお話しを伺おうと思います。
小雨の午後でした。
- 2021/06/05(土) 22:30:49|
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▽令和3年5月16日(日)
1週間前、5月9日(日)に設置した重箱式巣箱。

雨よけの屋根をつけるのを忘れていたので、設置に行ってきました。
分封(新しい女王蜂が巣立ちして新居に引っ越しすること)の時期はすでに終わり。
梅雨に入り、巣箱に新しく入蜂する可能性はほぼゼロ。
とりあえず、形だけのつもりで設置。
塩ビ製波板。

▽『桜島在来種ミツバチ』
桜島の自然は偉大なり。
なんと1週間前に設置した巣箱に日本ミツバチが入っていました。

生まれて初めて自然に認められた日。
- 2021/05/16(日) 16:37:01|
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▽令和3年5月9日(日)
先日、知人の住吉さんから日本ミツバチの講義を受けました。
「キンリョウヘン」というランの一種についての話。
日本ミツバチの大好きな匂いで「誘引作用」があるとのこと。
不思議な、
小さな花。
やっと入手。

▽ハニートラップ
師匠である住吉さんから手作りの「巣箱」をいただきました。
桜島の畑へ設置。
教えてもらった通り正面は東向きに。
昼間は直射日光が当たらないよう。

「キンリョウヘン」を横に添えて。

▽「行動変容」
「コンパニオンアニマル」という言葉をよく耳にします。
ヒトと生活を共にするような親密な関係にある動物のこと。
「ペット」という表現と比べて、ヒトと共生する対等な関係という意味合いが強い。
コロナ禍により徹底した「行動変容」が求められる今。
日本ミツバチを「コンパニオンインセクト」として付き合おうとするすみれじいに起きた「行動変容」。
1.太陽の出る方向(東)を確認するようになった。
2.木や草に咲く小さな花に目が留まるようになった。
3.地域の自然に興味がわいてきた。
4.ミツバチを見ても逃げなくなった。
5.ミツバチのために花を植えた。
6.働きバチを見ていると「もっと頑張ろう!」と啓発される。
小さな「行動変容」ですが、、、。
畑から望む桜島はいつも雄大。

今日も充実した一日でした。
住吉さん、ありがとうございました。
- 2021/05/09(日) 20:21:18|
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▽最近よく、古民家の周りでみつばちを目にするようになりました。
小さな隙間から入って、壁と壁の間に巣を作った模様。

しばらく放置していましたが、巣が大きくなると面倒。
専門家に鑑定してもらいました。
▽予想外の「訪問客」
「日本ミツバチ」でした。

すみれじいは『桜島』在来種みつばちと勝手に命名。
早速、書店で「だれでも飼える日本ミツバチ」(藤原誠太著)を購入。
「野生種である日本ミツバチを飼うことは、ヒトが自然の側に身を置き、自然を大切に思う気持ちを養うことになる。」

『新しい生活様式』は桜島から!
古民家の「訪問客」はそのまま居ていただくことに。
分封の時期は逸しましたが、新しい巣箱も置いてみることにしました。
▽「現代式縦型巣箱」設置
土台は知人の会社、「早苗コンクリート」さんに相談。
コンクリート製の丸枡にしました。
重量と安定感があり、移動も転がせば楽。

養蜂は経験に裏打ちされた科学であると実感。


「人工キンリョウヘン」を取り付けて完成。

▽いつの日か、『桜島』在来種みつばちが入ってくれたらいいな!
形から入るタイプのすみれじい。
「保護服と面布、燻煙器など」(日本ミツバチはとてもおとなしい性格なので必要ないかも)
設置した巣箱の横でワンショット。


のんびりとした一日でした。
- 2021/05/05(水) 17:11:49|
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▽土を耕すのに必要な道具
「鍬」(クワ:Hoe)
すみれじいにとって未知の道具。
地方によって呼び名は異なるようです。
九州南部では「土寄せ鍬」、「山鍬」などが主流。
今回は、「日の丸農機具刃物」(宮崎県都城市)の鍬を入手しました。
「土寄せ鍬」は刃が薄く、軽く、柄との角度は鋭角。

「山鍬」は刃が厚く、重く、柄との角度は直角。

土の硬さや地中の根の張りぐあいにより使い分けるらしい。

▽My initial hoe
耕運機で土はふかふか。
形だけ、鍬の振り初め。

ちなみに、これは土を平らにならす道具。
「トンボ」というらしい。

▽畑の準備は完了

何を植えるか考えよう、、、。
- 2021/05/03(月) 16:58:01|
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