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桜島 廃屋再生日記

超ど素人が日曜大工で廃屋を再生できるのか?

すみれの季節になりました:未公開写真アップロード

▼平成23年5月1日

桜島にある、通称「イノシシ屋敷」と呼ばれる、四半世紀以上放置された廃屋。
超ど素人すみれじいが、棟梁 永里安則 さんの協力を得て、この廃屋を再生するストーリー。
平成23年5月1日

▼平成23年5月28日

まずは、廃屋の掘り起こしから。
Human Today Service 代表 永里安則 氏が、戦闘服を身にまとい、伐採開始。
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▼平成23年6月25日

カズラを完全制圧。
上機嫌の永里棟梁。
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家の右半分が、やっと日の目を見ました。
「まぁ、こんなもんでっしゃろ!。」
棟梁の頭はツルツルでした。
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家の左半分は、まだこれから。
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▼平成23年7月2日

高木の切り倒し。
今年、70歳になろうとする永里さん。
はしごに登って、少しずつ幹を切りながら、軽トラで引きずり倒していく。
作業は、かなり豪快。
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▼平成23年7月13日

すみれじいが、棟梁永里さんの見よう見まねで、木の根っこの掘り起こし。
根っこの周囲をシャベルで掘って、車で木の根っこを引っぱり起こす計画。
学生時代から、20年近く手放せずに乗っている、思い出のたくさん詰まった、ポンコツの愛車、BMW。
恐るべし、木の根っこ。
後部のバンパーが車体ごと分解。
その日、廃車となりました。
廃屋から廃車・・・。
とても悲しい出来事でした。
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後日、そのことを永里さんに話しました。
「地に足をつけているものを、なめたらあきませんなぁ。そんなことしたら、死んでしまいますでぇ・・・。」

▼平成23年7月31日

屋根の上のカズラはがし。
高所恐怖症のすみれじいに代わって、永里さんが一人で作業してくれました。
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ちょっぴり、家らしくなってきました。
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▼平成23年8月10日

棟梁永里安則さん。
仕事が休みの日は、朝4時には志布志の自宅を出て、作業に来てくれます。
自宅には、廃屋再生のためにコツコツ集めた古木や廃材が山積み。
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▼平成23年9月11日

桜島にある、竹元工務店の協力。
重機による整地。
カズラの根っこは、とても深いでした。
そして、木の根っこは、もっと深いでした。
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▼平成23年9月18日

いよいよ、家の中の床板のクギ打ち。
すみれじいの、クギ打ち。
永里さんのクギ打ち。
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かなづちの持ち方、クギの持ち方、打つ姿勢・・・。
何かが違います。

▼平成23年9月19日

すみれじい、初めての一人仕事。
外壁の補修。
防水シートのうえに杉板を打っていきました。
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記念写真。
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仕上がりに、しばし、うっとり。
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▼平成23年10月2日

家の右端、古い新建材も全部はがして、古い杉板に張り替えました。
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▼平成23年10月10日

家の正面の壁は、すべて、古い杉板で補修しました。
次は、右角のアルミフレームの玄関戸・・・。
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▼平成23年10月16日

Yahooオークションで落札した古い玄関戸。
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▼平成23年10月19日

アルミフレームの玄関戸を、古い木枠の玄関戸に差し替え。
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▼平成23年10月23日

アルミサッシの窓を、古い木枠のガラス戸に差し替え。
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仕上がりに、しばし、うっとり。

▼平成23年11月3日

次はトイレ。
「汲み取り式」へのこだわり。
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▼平成23年11月12日

永里さんが、古い便槽を壊して、新しくタンクを設置してくれました。
基礎もしっかり補強してもらって。
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▼平成23年11月30日

古い昭和レトロの電球をつけて。
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▼平成23年12月5日
トイレ周りの外壁も完成。
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▼平成23年12月28日

平成23年最後の作業。
5月1日から始まって、約8ヶ月。
がんばりました。
我らが御大将、棟梁 永里安則 さん。
ありがとうございました。
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▼平成24年1月3日

謹賀新年。
平成24年1月1日、ブログを開設。
安全祈願。
南方神社へ初詣。
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▼平成24年2月26日

春のきざし。

すみれの季節になりました。

来週から、また、がんばって、桜島に行ってみます。





  1. 2012/02/26(日) 13:01:21|
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気分転換〜何もしない一日!

「今、桜島は、雪が降っとるでぇ!。」

朝7時に届いた、棟梁からのメール。

永里さんは、いつものように、定刻7時から、淡々と作業開始。

すみれじいは、数日前、風邪をひいてしまい、今の回復率は75パーセント。

何となく、モチベーションも上がりきらず、重い足どりで、午後1時に桜島へ到着。

かなりの遅刻。

せっかく、来たんだから、クギ1本でも打たなきゃ・・・そう、思っていると。

「今日は、止めときましょ。怪我しますでぇ。気分転換に行きましょ!。」

今、再生中の廃屋の近くにある、別の廃屋に行ってみました。

どこが入り口かも分からない?。

永里さん、30分ほど、何もせず、じーっと腕を組んだまま、仁王立ち。

声もかけられず、自分は、車の中で、ぼーっ!。

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しばらくすると、永里さん。

「ちょっと、行ってくるでぇ〜!。」

腰の高さ程もある、竹やぶの中に、入って行きました。

おっちゃん、ひとりで大丈夫かなぁ。

これまた、30分ほど、音信不通。

何もできず、自分は、車の中で、ぼーっ!。

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「ただいまぁ〜。」

「あー、生きててよかった!。」

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「どうにか、なりまっせ。」

「おっちゃん、どうにかする気なんだぁ!!!。」

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それから、廃屋にもどって、二人で、プランニング。

この家にある、最後のアルミサッシ。

これを、昔ながらの、木枠のガラス戸に変えて、木板の雨戸を作って・・・。

永里さんから、基礎の補強について、あれこれ、レクチャー。

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何もしない一日!。

「気分がのらない時は、何もしたらあきません。怪我しますでぇ。」

「あそびで怪我してたら、ええ笑いもんや!。」

今日は、いい、気分転換になりました。

明日から、仕事、がんばろう!。


  1. 2012/02/19(日) 22:41:23|
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思い出のアルバム 「ビオトープ : 野生生物の生息する空間」

◇平成22年10月22日

鹿児島市郊外の休耕田。

郡山町は、甲突川の源流があり、澄みきった水ときれいな空気に包まれた自然が、たくさん残っています。

農業をしてみたくて・・・。

自然の力を借りて、自分の食べるものを作る。

何と、わくわくすること。

地元の人たちのアドバイス。

「農業は、そんなに甘くないけどね。」

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◇平成22年10月28日

とりあえず、1坪分を耕して、白菜とキャベツの苗を植えました。

時間の許す限り、その成長を見に行きました。

雑草を採る以外、さして、することもなく。

以外と簡単・・・。

順調に、成長し、いよいよ、収穫。

その矢先。

何者かに、全部掘り起こされ、無くなっていました。

この界隈は、イノシシ、野うさぎ、サルなどがいて、秋から冬にかけ、山に食糧がなくなると、人里に下りきて、悪

さをするとのこと。

そういえば、足あとらしきものが・・・。

でも、全然大丈夫!。

彼らが生きるために、野菜を作ってあげたという満足感。

これで、「自分の食べるものを作るための農業」は、すっきりと、あきらめることができました。

次のテーマは、「この野生の生きものたちに、人間ができることは何か?」。

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◇平成22年10月29日

永里 安則さんに、思いの丈を相談しました。

Human Today Service 代表。

当時、67歳。

まずは、畑の周りの、雑木、雑草などの伐採から。

「何をするにも、まず、整理整頓から。」が永里さんのポリシー。

そして、自分なりの「ビオトープ」の構想を話してみました。

永里さん、全く興味がなさそうな感じ。

それでも、この関西弁丸だしのおっちゃんに、「地球温暖化、生態系の破壊、生命の共存などなど・・・」熱く語り

ました。

「野生生物の生息する空間」を作る。

永里さんは、あっさり快諾。

「ええよー、ちょっと勉強してくるから。」

「時間かかるけど、ちょっと待っとってなぁ。」

とっても不安。

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◇平成23年4月24日

あれから半年。

永里さんから突然連絡が。

「ぎょうさん、本読んできたでぇ。・・・。」

植物のこと、メダカのこと、オタマジャクシのこと、トンボのこと、山蟹のこと、何十冊も本を読んだらしく、ビオ

トープについても、かなり精通している様子。

「ほな、始めましょかぁ!。」

重機を使って、さっくり掘り上げると思いきや、何と手掘り。

「あったりまえでしょう!。野生の生きものの、すみかを作るのに、機械はあかんでしょう!。」

元々、田んぼだった場所。

掘り起こした土の最深層は、粘土質。

それを表層に打ちつけて、堤防を補強しながら、水路を作る。

「機械では、こうは行きまへんで。!」

湧き水を引き込んで、流れを作る。

パイプなど、一切使わず、竹筒や小石で水量の調整。

冷たい水を温めるために、取水側を深く掘り、石で流れを少しせき止めて、小さなため池を作る。

そして、太陽光でじっくり水を温める。

「これで、メダカもオタマジャクシも元気に育つんですわぁ!。」

メダカは、流れに向かって泳ぐから、排水側のストレーナーは不要。

「流れんから大丈夫!。」

この、おっちゃんは何者だ!

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◇平成23年4月30日

あれから1週間。

永里さんは、毎朝4時に志布志を出て、朝7時前から日が沈むまで、作業をしてくれていたとのこと。

「完成しましたでぇ!。」

主流が2本あり、人もイノシシも周りを歩けるよう、道が作ってあります。

勾配は計算されており、大雨が降っても、オーバーフローしないようになっているとのこと。

水路のデザインは、永里さん自身がデッサンしたもの。

「梵字」をイメージしたとか?。

耳を澄ますと、竹筒の中を流れる「水の音」がさらさらと聞こえます。

生きている「水の音」。

永里 安則 氏 曰く。

「人間ができることは、ここまでですわ!。あとは、野生の生きものさんたちが決めること。」

「これが、ビオトープというものですわ!。人間のエゴかもしれませんな。」

何とも言えない、不思議な気持ちでした。

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◇平成23年5月4日

「花かごしま2011」

永里さんと、吉野公園の会場に行きました。

ビオトープの参考にしたいとのこと。

「自然との共生」

ひとつずつ、じっくりと、作品を眺め回し・・・。

それから、長々しいうんちく。

夜は天文館で打ち上げ。

そこでも、ビオトープ談義。

けったいなおっちゃんです。

すみれじいも初登場!。

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◇平成23年6月27日

周りに草が生えはじめ、それらしくなってきました。

水の中には、メダカとオタマジャクシが泳いでいました。

ヤモリの親子を見つけました。

うれしくて、うれしくて。

その生きものたちが、愛おしくて、愛おしくて。

後ろから、永里さんが、「マムシが、ぎょうさんおるから、気をつけんとあかんよ!。」

恐怖のあまり、すぐに、その場から離れて車に乗りました。

「ビオトープ:野生生物の生息する空間」

そう、マムシも歓迎すべき住人だったのに。

人間って、勝手だな・・・。

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◇平成23年8月1日

今日は、厚めの長靴を履いて、草払い。

「エンジン式の草払い機?。そんなのを使ったら、カエルさんもマムシさんも死んじゃいますよー!。」

永里さんは、どこまでもストイック。

柄を長くした、特製の草切り鎌を使って、手作業。

志布志から、永里さんのペット、「ヤギさん」も助っ人に。

たくさん、草を食べてくれました。

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◇平成23年12月10日

夏を境に、このビオトープからは足が遠のいていました。

もちろん、桜島の廃屋再生に一生懸命でしたから。

永里さん、月1回は、密かに、ここを訪れていたとのこと。

何もせず、ただ見つめるだけ。

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永里 安則 氏 曰く。

「人間ができることは、ここまでですわ!。あとは、野生の生きものさんたちが決めること。」

「これが、ビオトープというものですわ!。人間のエゴかもしれませんな。」

「目をそらしたらあきません!。ただ、見つめることしかできんのですわ。」

何となく、ロマンチックなフィロソフィカルな、けったいなおっちゃんです。




  1. 2012/02/13(月) 00:10:51|
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Oh my God!

庭に咲いていました。

春の木と書いて椿。

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電動工具も登場。

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クギを打って。

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仕上げに、クレオソートを塗って、しばし、うっとり。

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これで、裏側の、外壁が完成。

しっかりと、お掃除をして。

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今日は、少し時間がありました。

ずっと前から、気になっていたこと・・・。

勇気をだして、近くにある、別の廃屋を見に行ってみました。

Oh my God!

カズラの中に、家らしきものが・・・。

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これは、無理でしょう。

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下は、平成23年5月28日、今回の廃屋再生当初、カズラに覆われた家の写真です。

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もう、あんなパワーは残っていませんし・・・。







  1. 2012/02/11(土) 18:55:07|
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棟梁 永里 安則 Part 2

今日は、久しぶりに、御大の登場。

The Boss!

ペット同伴。

名前は、「ヤギさん」。

いつもと変わらず、早朝4時には志布志を出て、7時前から作業開始。

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作業着は、いつも、アイロンでバリバリ。

Human Today Service と書かれた軽トラは、いつも、ワックスでピカピカ。

これも、永里さんの仕事観。

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以前、Yahooオークションで落札した『古いガラス板戸・洗面 厠戸』を志布志から運んでもらいました。

長年、使い込んだ、トイレの戸。

深い味わいがあります。

とりあえず、クレゾールで消毒して、僕なりに気持ちの整理・・・。

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仕上げに、防腐剤を塗って。

しばし、うっとり。

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今日の作業は、家の周りの整地、最終段階。

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単調で、地味な作業。

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「廃屋ソテツ」にも水をかけて。

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桜島レストハウスで、お昼ごはん。

天ぷらうどんと親子丼をペロリ。

上機嫌!。

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棟梁 永里 安則 氏、曰く。

「人生って、時々、疲れるんだ。」

「でも、全然、大丈夫、頑張る中高年!。」

「この、『強がり』が頑張れる原動力なんやで。」

69歳、関西弁まる出し、ツルツル頭の御大。

仕事にはたいへん厳しく、でも、いつも冗談を言って人を笑わせてくれる、けったいな、おっちゃん。

とても頼もしく、そして、とてもかっこよく思えました。

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霧雨の寒い1日でした。









  1. 2012/02/05(日) 17:59:40|
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